2011年03月13日

タマちゃんの話 パート3

あの日 ドアの隙間から、一目散に走っていったタマちゃん・・・
ご飯は食べているのかな 寝る場所はあるのかな
新しいお家が、出来てたらいいな・・・
1ヶ月が経つ間に そんな心配ばかりしていました。

当時は、アパートの1階に住んでいて
バロンちゃんは 外遊びがしたいときだけ
窓の所に行って、カリカリ音を立てて「お外行く」
お外遊びが終わったら 今度は「わん!」と一言だけ呼びます。
家族の誰かが その合図に気が付いて、入れてあげていました。

ある日のこと お外遊びから帰ったバロンが、私の顔を見ながら
タマちゃんのゲージを お鼻でツンツンしています。
まるで「お外にタマちゃんいたよ」って
私に話している様でした。
それから 2~3日経って
駐車場に向かうときに 
「ママ~タマちゃんいたよ~」子ども達が騒いでいます。
タマちゃんの話 パート3
帰ってきたタマちゃんは 別人(別猫?)のようでした。
真っ白で豊かだった毛皮は、汚れて灰色に
柔らかだった身体は、ガリガリのやせっぽっちに・・・・

辛い目にあったのは タマちゃんを見れば一目瞭然で
「辛かったね」と話しかけたら
溢れる様に涙が出てしまいました。
一緒に暮らした日々を思い出してくれた事が
ここに帰って来てくれた事が
本当に 本当に嬉しかった・・・


初めてうちに来た時の様に、ゆっくりお風呂に入って
すごい勢いで たくさんのご飯を食べました。
それから とにかく眠りっぱなし
ホントに一日中、バロンと一緒に眠っていました。


再び 家族が揃った様な 幸せな楽しい日々が続きました。
ただひとつ違っていることは
タマちゃんのお腹が、日に日に大きくなっていく事。
「ママになるんだ~」 まるで娘が妊娠した様な騒ぎでした。
瞬く間に お腹は風船のように膨らんで
ちび猫達は「早く産まれたい」と言わんばかりに
お腹の中で もぞもぞと動いていました。タマちゃんの話 パート3

  こうして タマちゃんは
  「お母さん」となりました。

  元気に産まれた子猫は4匹
  みんな元気で 可愛い子ばかり
  
  バロンも何やら嬉しそう☆

授乳タイム バロンは子猫の毛繕い。

  2匹で子育てしていました。

タマちゃんの話 パート3

バロンもたまには お母さん

嬉しそうでしょう?

4匹産まれた内の1匹は

お世話になっている美容院さんの

きれいなお姉さんが貰ってくれました。

とりあえず一件落着です☆






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Posted by ハイサイバロバロ at 00:35│Comments(0)ペット
 
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